墨絵(墨彩画)に取り組んで
                                        北25火ア  川久保 恵美子

            老人大学ではアウトドアを選んで、卒業後もクラス仲間は月1回のペースで集ま
       ります。
       「本当の高齢者の集まり」となった今では、さすがに軽いハイキングや社会見学など
       ですが気心が分かり合える仲間と、会い・話すのは心身とも開放感を得られます。
        その一方、室内での趣味を持ちたいと地域の文化祭に行って、松葉蘇山先生の教
       室を知りました。

            松葉先生は墨絵教室を茨木市内各所にお持ちで、海外(米国)の大学でも墨絵を
       教えられたこともある力のある先生だったのです。(茨木美術協会副会長)
       入会した山手台公民館墨絵教室は、30年の歴史があって、先生も現在83歳です。

          一緒に学ぶ人も平均75歳ぐらい。華やかさはないものの、先生が自転車を押しなが
       ら山を登って教室に来て下さるので、誰も「もう歳だから」という話はしない。時間
       を惜しんで2時間墨絵を描きます。

            墨絵を学びながら、老人大学の知人出展の写真 油絵 陶芸などの作品をみていて
       私も墨絵で、茨木市の美術展に出展したいとの願望が湧き、その旨を申し出ました。
       先生は、少々慌てらしたかな。どうしてかというと出すにはもっと大きな紙でないと
       いけない。私は、初めて知ったのでした。
       それから規定の大きい紙に描き直しました。それが平成20年です。嬉しいことに入
       選させていただきました。以来茨木市美術展、高大同窓会文化祭、茨木市生涯学習セ
       ンターきらめきなどに出展させていただいています。

            絵の題材で、好きなものは“大樹”です。
           自分も家族も病気がちなので何百年も生きている大樹に憧れ、願を込めて描いています。
       墨絵は個性がよく出ると思います。墨加減、水加減、描く速度などなかなか奥が深い。
       描くのはオリジナルのものをと思っています。

            自分が見た光景やその写真を第一に、老人大学のクラスの知人から提供いただいた
       写真や(特に輪玉氏・額田氏の素晴しい写真に感謝しています)、パソコンで検索した
       心に残る写真なども題材に描いてきました。しかし自分なりに描こうとしますが、そう
       そう墨絵は簡単にはいきません。

           何枚描きなおしても先生から「これ美しくない」と言われたら、また、描き直しです。
       思うように描き表せないときなど、辛い時もありますが苦しんで、たどり着いたときは
       達成感というのでしょうか、ただ懸命に描いたという満足感いっぱいに。

            今後も一途に描いて勉強してゆくのみと思うこの頃です。
 

                                         ~クリックで画像拡大~
    

「竹」

「初春」

「大樹の響き」

「祈りの樹」

「森-Ⅰ」
 

「陽春」

「神木」熱田神社

「古都散策」奈良

「光彩」長野木曽駒
 

「銀の帯」木津川

「仁和寺と御室桜」

「佐渡の杉」

「春を待つ家」

「晩秋の上高地」
 
   

 

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